車のタイヤを新調しまして少しはドライヴでもしようかと
森林浴しに出掛けた休日
ん!? 何だかいつもの感じと違う気が・・・

バザーをやっているようす
苦手だなぁ~ こうゆう人がわんさか集まってる感じ
ちょっと離れた場所へ避難
こちらでは ご婦人方が一眼レフ片手に講師から指導をうけてるようす

深緑の季節、いい写真撮ってくだされぇ (笑
で、本来の目的はこれを見にやってきたわけです

ロベール・ドアノー展この有名な
『パリ市庁舎前のキス』は、個人的に
めっちゃ
懐かぴぃ~!!わけで
おおよそ四半世紀前ほどのこと・・・
私はようやく一人暮らしをはじめた
そのひとりの時間に費やしていたのが
ジグソーパズル
今ではクローゼットの片隅に追いやられているが
このドアノーの「パリ市庁舎前のキス」をどうしても
作りたくて夜な夜なジグソーパズルをやっていた
ちなみに当時は作者が有名な写真家などとは全く知らず
ただ、ただこの世界観が好きだった
“ちょっと背伸びをしてみたい”そんな日々だったかもしれない
6畳洋室と同じ広さの和室がある安アパートで
何者でもない自分が何でも可能性をもっているのではないかと
勘違いした日々を過していたように思う まさか
その数十年後、今のような自分を
さすがに“微塵”も
想像していなかったわよ(爆
実は おセンチ気分を引きずっていた私は帰りがけ
昔 住んでいた場所に立寄ってみた
私が高校生から家をでるまでのほんの5年くらい
その後、母親がひとりで過ごし
私と同居をはじめる10年ほど前まで
住んでいたボロアパートである
「確かこの辺だったよなぁ~」と記憶を手繰り
探してみたが、もはやそのアパートは無くなっていた
当時からかなり古いアパートだったから
建て替えくらいはされていると思ったが
そこは全く私の知らない景色と化していた
唯一、記憶と合致したのは
道をはさんで向かいにたっていたコンビニSくらいだ
あれから、ずい分月日は経ち
住んでいた景色も様変わりしてしまったのに
あの頃とまったく変わっていない自分の状況に
いささか愕然とするわけで
一人暮らし始めた頃と何の進歩もなく
今だ、何者にもなりえてない自分に敗北感を味わう
ドアノーの写真が 甘酸っぱい記憶を甦らせてくれた
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